なべレポート

なべ聞きを通して自分の強みに気づいていった人たちとの思い出

【No.20】 匿名希望さん in 新宿 2016.12.20 

【なべ聞きレポート No.20】 匿名希望さん 

人で溢れる新宿駅西口改札で待ち合わせ
 

共通の友人の結婚式でお会いした以来で
いつ以来になるのかすぐに思い出せない
匿名希望さん
 

穴場的なカフェを知っているとの事なので
近況報告 雑談がてらその場所へ足をむける
 

席に座り周りを見渡すとかなり広い空間のカフェ
メニューに書かれてる飲み物も食べ物の値段に
驚きを隠せない安めの価格設定
 

事前のメッセージのやり取りに書かれていた
なべ聞きに興味があるのと
同時に感じていたというビビる思い
 

それはなにかとたずねれば
自分の気づかない自分に会う怖さ
知らない自分を認めることの怖さだという
 

設定時間は1時間
その怖さを小脇に抱えてもらったまま
なべ聞きスタート


まずは結論からこのなべ聞きでしたいのは
これまでの気持ちのまとめ
来年のやりたい事の整理


それをふまえたうえで展開されていく
今までの話


転換期はあの3.11
周りの事に振り回されることは止め
やりたいようにしていこうと決心したあの日


家族の事もその一つ
ありがたさをより感じるように
だけど過大な期待はしないと心に刻み


やりたいようにし
あっという間に過ぎた5年間

時に人を傷つけ
時に迷惑をかけたこともあったが
同時に感謝を感じる出来事もいっぱいあったと


柔らかく優しく響く声に包まれた
言葉がつづられていく


それはこれまでの共に頑張ってきた
自分自身のプライドと
同時にいつも感じていた弱さにも寄り添うように
 

時にやらねばならないと特に頑張り
あれもこれもと とっ散らかしてきたから
来年はセーブして行きたいと語られる思い
 

一区切りかなという所で
これまでの話の印象を伝える


全体的に伝わってくるのは陰の要素でそれは優しさ
目立つことよりも そっとさりげなく

太陽の強い光ではなく
月光の癒しの優しい光で
そっと照らす印象が似合う人

迷っている人、恐れている人、傷ついている人
そんな人たちの力になる事を
気持ちのどこかで願っていて

伝えたそうなのは言葉よりも共感から伝わる思い


求めていたのは知識よりも体験なのかもしれなく
その為に上手くいかない事上手くいくことを
あれもこれもと求め続けてきたかもしれない5年間


それと興味が強そうなのは新しい何かが始める事
そこに自然と高まってきたであろうエネルギー


自分のエゴかと悩んでたある思い
よくよく聞いてみれば好みに近そうなその思い


その思いをより出していっても
迷惑どころか増えるのはきっと笑顔の数


伝える一つの例え話

もし生まれる前に約束して来るのならば
それを果たすために苦しみも喜びも
出会いも決意も自ら人生脚本


大事な学びのために大嫌いな人も
あの大好きな人も迫真に迫る名演技で
関わってきてくれてる真っ最中


そしていつかその約束を果たし
変える場所に帰った時に
再び出会い互いの名演技を称え合う
「あの時のあなたをホント
どうしてやろうかと思ったよ!」
「あの絶妙なサポートさすがだったよ!」と

敵も味方なんてなく
一丸となってそれぞれの役割を果たしあったと
笑いあってるのかもと伝えた例え話


なにか感じる所をえてもらい
無駄な事はないのかもねと微笑むその優しいお顔


残りタイム3分ほど残し
整理がついたとなべ聞き終了


いいカフェでしたと笑顔で店を出る


これからもきっとビビる事じたいは
そうそう変わらないかもしれない
けれどそれはその人なりの前に進みたいという身体のサインなのかもしれない


ビビりながらも何度もそのたび進んできた
これまでがそれを物語る


その体験を必要な人に絶妙なタイミングで
寄り添いながら伝えている来年以降になるのではと
密かに思いながら見送った新宿駅

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